音符の話
- pianoroom gutti
- 1月23日
- 読了時間: 3分

音楽で使う楽譜といえば
間隔が均等に引かれた5本の線上に
音符や休符・様々なマークなどを記したものを
思い浮かべます。
当たり前に見たり使ったりしている楽譜ですが、
この形になるまでには長い歴史があるそうです。
この記譜法は、西洋音楽の重要な発明ですね。
さて、音符に焦点を当ててみます。
一つ一つの音符は、もともと
長さという情報をもっていますが、
五線上のどこに置くかによって
音の高さの情報ももつこととなります。
「楽譜が読めなくて。」
と言われる方が多いですが、
音符がもつ二つの情報を
瞬時に判断しなければならないところに
難しさがあるのかもしれません。
私自身は、
ピアノを学ぶことで
音符を読むのが早く正確になったように思います。

音符の中で見た目が1番シンプルなものは
全音符ですね。
「全」という漢字が
「完全」「万全」「全能」と
使われることから分かるように、
音符界隈では一目置かれる存在です。
他の音符との関係が分かってくると、
親分的な、神的な音符に感じます。
国によっては
特別感のある呼び名ではなく、
丸い形が名前の由来になっているところも
あるようです。
ちなみに、
漢字と同じように音符にも書き順があります。
全音符は1画で書けそうですが、
2画で書くのが正しいです。

親分的な、神的な全音符を
二等分、四等分、八等分・・・していくと
おなじみの音符ができます。
分数が嫌いではない方は、理解が楽だと思います。
全音符に棒を付けたものが
二分音符です。
全音符を二等分した音符なので、
長さは全音符の2分の1となりますね。
「二分音符」、どう読みますか?
さすがに「にふんおんぷ」と読む人はいませんよね?
わたしは「にぶんおんぷ」と習いました。
「にぶおんぷ」の方が言いやすいですよね。
今の教科書では「にぶ(にぶん)おんぷ」と
併記してあります。
二分音符は小学校2年生で習います。
九九を習うのも小2です。

全音符を四等分した音符は
四分音符です。
長さは全音符の4分の1です。
別の言い方をすると、
四分音符4つ分の長さが
全音符1つ分の長さと同じであると
なります。
四分音符の長さは「タン」。
四分音符が2つ並ぶと「タン・タン」。
四分音符のリズムは
体の中に入っていきやすいですね。
親分的で神的な全音符に比べると
この音符は友達的な感じのする音符です。
四分音符を書く手間は
全音符より少しかかりますが、
親しみやすい音符です。

全音符を二等分、四等分した音符を
紹介しましたが、
次は六等分ではなく、八等分した音符です。
スマホやコンピュータで「おんぷ」と入力すると
変換候補の中に「♪」があったりします。
これが八分音符です。
ニョロっとした曲線が特徴的です。
このニョロっとした部分を「旗」といいます。
旗を書くのが得意だといいのですが、
八分音符がいっぱい続くとちょっと大変です。
なので、この音符を複数を続けるときは
旗をつなげて書くことができます。
ニョロっとした旗が直線になり、
書く手間が減るだけでなく、
楽譜全体がすっきりします。
八分音符の長さは「タ」。
八分音符が二つ並ぶと「タ・タ」。
二つで四分音符(タン)と同じ長さ。
四つで「タ・タ・タ・タ」。
八分音符に小動物的な性格を
感じることがあります。
黒玉が白抜きになった八分音符を
見かけることが時々あります。
ありそうな音符ですが、残念ながらありません。
