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"Gutti’s Piano Room"のブログ
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金と銀と銅と。大屋根を開けた景色。
グランドピアノには大きな蓋があります。 この蓋は大屋根と呼ばれています。 普段は閉められていることの多い大屋根ですが、 コンサートでは開けられているので ピアノの中を見ることはできます。 大屋根を開けると 金色のフレーム、銀や銅の色をした弦が 目に入ってきます。 ピアノの中はキラキラしています。 外見も中身も美しいからこそ、 ステキな音が出るのでしょう。 ピアノの弦をよく見てみると、ニ種類あることが分かります。 まずは、銀色の弦に注目してみます。 ヴァイオリンやギターとは異なり 弦の長さは音によって異なっています。 音が高くになるにつれ、弦の長さは短くなっています。 見た目には分かりにくいのですが、 音が高くなるにつれ、弦は細くなっているそうです。 また、一つの音に三本の弦が張ってあることも 注目ポイントです。 怪獣やヒーローが出る特撮映画などで 空中にモノを浮かせるために吊るした線が ピアノ線と呼ばれていましたが、 これはピアノの弦とは違うもののようです。 銀色のピアノ弦に引き続き、銅色のピアノ弦を見てみます。 この弦は、銀色の線に銅の線が巻い
2 日前


54 ≤ 鍵盤の数 ≤ 97
ピアノの原型を発明したのは、イタリアの楽器製作家クリストフォリです。 1700年前後のようです。 クリストフォリの作った楽器が3台現存しています。 その内の一台、メトロポリタン美術館(NY)にあるものは 鍵盤が54鍵あるそうです。 クリストフォリの発明以後、ピアノは鍵盤数を増やしていきます。 ベートーヴェンのピアノソナタ、「ワルトシュタイン」「熱情」ができたのは 鍵盤数が68鍵に増えたことがきっかけとも言われています。 ピアノの詩人・ショパンや、ピアノの魔術師・リストの時代には、 鍵盤数が82鍵まで増大しました。 1900年前後に作られたピアノは85鍵と88鍵が混じっているようです。 現在のピアノは88鍵が標準となっています。 電気製品の量販店で電子キーボードを見かけるとつい触ってしまいます。 これらのキーボード、鍵盤の数は61鍵のものが多いようです。 現代のピアノは標準の鍵盤数が88鍵ですので、2/3ほどの鍵盤数になります。 これらのキーボードはピアノに加え、 オルガンやチェンバロなどの鍵盤楽器や弦楽器・管楽器など、 いろいろな音色で弾くことが
2月2日


まちやまのエラール
三条市元町にある「まちやま」(図書館等複合施設)。本館1階のカフェ前に1台の大きい木目のピアノがあります。 このピアノは「エラール」。フランスのエラール社製なのでこう呼ばれます。エラール社はピアノの歴史を語る上で、最も重要なメーカーの一つです。 まちやまのエラールは1930年(昭和5年)に製造され、県立三条東高等学校の前身である三条高等女学校創立20周年を祝い、同窓会が贈ったコンサート用のグランドピアノです。 1982年10月、私の恩師が「三条東高エラール記念演奏」に呼ばれ、私はその演奏会を聴きに行きました。その当時、もうピアノは傷んでいて、主催者の方だと思いますが「このピアノは演奏会で使えるような状態ではない。◯◯先生だからこそ弾けたピアノだった。」というようなことをおっしゃっていた記憶があります。 このピアノは長い時間をかけて修復されました。修復後には記念演奏会が開かれ、今、その姿をまちやまで見ることができるようになりました。見るだけではなく、希望する人には毎週土日のまちやま開館時に行われる「エラールオープニングベル」の演奏者
2024年10月27日
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